- タオルよりもティッシュの方がいいの?
- ティッシュで拭くメリットってなに?
- 失敗しない拭き取り方法ってあるの?
まず結論からいいますと、洗顔後はタオルよりもティッシュで拭くべき理由は以下になります。
- 【理由①】タオルの繊維による肌トラブルを防げる
- 【理由②】洗剤や柔軟剤による刺激が減る
- 【理由③】ペットの毛の刺激を予防できる
- 【理由④】タオルの刺激を予防できる
- 【理由⑤】タオルに残った雑菌を防げる
ティッシュだと、タオルの繊維や付着した雑菌による肌荒れを予防することができるのです。
この記事では200種類以上の洗顔料を使ってきた洗顔エキスパートの私が、洗顔後にティッシュで拭くメリットとやり方についてお伝えします。
洗顔後はタオルよりティッシュで拭くべき5つの理由
では詳しく見ていきましょう。
【理由①】タオルの繊維による肌トラブルを防げる
1つ目の理由は、タオルの繊維によるかゆみなどの肌トラブルを防げることです。
肌が敏感肌な方だと、長年使っているタオルの繊維が刺激となりかゆみにつながることもあります。
しかし、ティッシュだと使い捨てのため、繊維が肌へ刺激を与えることが少ないのです。
そのためティッシュで拭き取るだけで、肌への刺激を抑えることができます。
タオルの繊維が合わない方にはティッシュがおすすめ。
【理由②】洗剤や柔軟剤による刺激が減る
2つ目の理由は、洗剤や柔軟剤による成分の刺激を防ぐことです。
何度も洗うとタオルには、洗剤や柔軟剤の成分が付着します。
特に柔軟剤には殺菌作用が強く、肌への刺激が強い成分が含まれていることがあります。
つまり、タオルに付着した洗剤や柔軟剤によって肌が荒れるといことです。
そのため、タオルからティッシュに変更することで、肌荒れを予防することができるのです。
ティッシュを使うことで柔軟剤による刺激を抑えられる。
【理由③】ペットの毛の刺激を予防できる
3つ目の理由は、付着したペットの毛による刺激を予防できることです。
ペットを飼っている方だと、タオルに毛が付いて肌へ刺激になることがあります。
可愛い家族の毛だから気にならないという方ならいいのですが…。
敏感肌な方だとペットの毛が原因となり、肌荒れにつながるケースもあるため注意しましょう。
ティッシュだとペットの毛も付着しにくい。
【理由④】タオルの刺激を予防できる
4つ目の理由は、古くなったガサガサタオルの刺激を予防できることです。
タオルを長年使っていると、ふわふわからガザガザに変わっていきますよね。
ガザガザしたタオルは繊維が硬いため、触れると肌を傷つける可能性も出てきます。
肌への刺激を防ぐためにも、ふわふわでやわらかいティッシュを使いましょう。
古いタオルは繊維が硬く刺激になるため注意。
【理由⑤】タオルに残った雑菌を防げる
5つ目の理由は、タオルに残った雑菌を防げることです。
洗ったタオルには下記の汚れが付着していることがあります。
タオルに付着する汚れ
汚れの種類 | 詳細 |
---|---|
雑菌 | 生乾きの際に臭いと感じる匂いの原因(モラクセラ菌) |
洗濯槽のカビや汚れ | 洗濯機の内部の汚れがタオルにも付着してカビを発生させる |
落とせなかった汚れ | 洗剤を正しく使えていない場合は汚れが落とせずにタオルに残ってしまう |
洗顔をしても、その直後に顔に汚れ(雑菌・カビ)を付けていると肌荒れの原因になります。
雑菌による肌荒れを予防するためにも、ティッシュで拭き取るようにしましょう。
ティッシュだとタオルに残った雑菌による肌荒れを防げる。
【超簡単】洗顔後にティッシュで拭き取る方法
では詳しく見ていきましょう。
【ステップ①】ティッシュを1枚手に取る
洗顔をしたら、ティッシュを1枚手に取りましょう。
1枚目は汚れている可能性があるため、2枚目のティッシュを使いましょう。
1枚目のティッシュは洗面台を拭くときに使う。
正しいメンズ洗顔のやり方については、下記の記事を参考にしてください。
»メンズ洗顔の正しいやり方
【ステップ②】上を向いた顔にのせる
上を向いた状態で、優しくティッシュをのせましょう。
ティッシュが水分を吸い取ってくれるため、こすって拭かなくて大丈夫です。
上を向いたまま顔にティッシュをのせれば大丈夫。
【ステップ③】こすらないように優しく剥がす
ティッシュを顔にのせて3~5秒ほど経過したら、優しく剥がしましょう。
肌をこすると「ハリ不足」の原因になるため注意してください。
肌をこすらないように優しく剥がす。
【ステップ④】水分が残っている場合はもう1枚使う
肌がまだ拭き取れていない場合は、もう1枚ティッシュ使いましょう。
拭き取り方は同じで、顔を上に向けて優しくのせるだけです。
肌の乾燥につながるため、ティッシュを3枚以上使う必要はありません。
肌の水分が気になるなら2枚目のティッシュを使う。
ティッシュ使用時に気をつけたい3つの注意点
(※タップで移動します。)
では詳しく見ていきましょう。
【NG①】1枚目のティッシュは使わない
1つ目の注意点は、1枚目のティッシュは使わないことです。
箱から出ている1枚目のティッシュには、ホコリなどの汚れが付着している可能性があります。
汚れが肌に付くなら、タオルからティッシュに変更する意味がありませんよね。
1枚目のティッシュは横に避けて、濡れた洗面台を掃除するときに使いましょう。
1枚目のティッシュはホコリが付いてるため使わない。
【NG②】濡れたティッシュを使わない
2つ目の注意点は、濡れたティッシュを使わないことです。
洗面台にティッシュを常備すると、濡れてしまうことがあります。
濡れたティッシュには、雑菌やカビが繁殖する可能性があるため危険なのです。
そのためティッシュは、濡れにくい場所において顔を洗うときにだけ使うようにしましょう。
濡れたティッシュを放置すると、雑菌やカビが繁殖する可能性がある。
【NG③】ゴシゴシこすらない
3つ目の注意点は、肌をゴシゴシこすらないことです。
やわらかいティッシュでも、肌をゴシゴシこすると「ハリ不足」の原因になります。
肌はこすることで、ハリを作る「コラーゲン」や「エラスチン」という成分がヘタります。
ハリを作る成分がヘタることで、皮膚を支えきれなくなり肌のハリ不足になるのです。
そのため、ティッシュは顔に優しくのせて拭き取りましょう。
肌をこするとハリ不足の原因になる。
ティッシュ以外のおすすめアイテム
【キッチンペーパー&ペーパータオル】
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では詳しく見ていきましょう。
①:キッチンペーパー
1つ目の拭き取りアイテムは、キッチンペーパーです。
ティッシュだと破れて肌に付いてしまうということがたまにありますよね。
ですが、キッチンペーパーはティッシュよりも丈夫で破れにくいメリットがあります。
破れにくい方が使いやすいならキッチンペーパーがおすすめです。
しかし、ティッシュより硬いため肌をこすらなように注意しましょう。
破れにくいため、猫永はティッシュよりキッチンペーパーの方が好き。
②:ペーパータオル
2つ目の拭き取りアイテムは、ペーパータオルです。
ペーパータオルは、ティッシュのようにやわらかく、キッチンペーパーのように破れにくいメリットがあります。
そのため破れにくく、やわらかい肌触りが好きな方はオススメです。
ただし、ティッシュやキッチンペーパーよりも値段的には高額というデメリットも…。
ペーパータオルは、ITOクレンジングタオルが使いやすくオススメです。
やわらかい肌触りが好きならペーパータオルはおすすめ。