- 洗顔ネットに使い方ってあるの?
- どの順番で使えばいいの?
- 上手くあわ立たないんだけど…
まず結論からいいますと、洗顔ネットの正しい使い方は下記の5ステップです。
- 洗顔ネットを濡らす
- ネットの水気を切る
- ネット中央に洗顔料のせる
- 空気が入るように大きく回す
- 泡を絞り取る
洗顔ネットの使い方を間違えてしまうと、肌をこすってしまい「ハリ不足」の原因になることも…。
この記事では、20種類以上の洗顔ネットを使ってきた洗顔エキスパートの私が、洗顔ネットの正しい使い方をお伝えします。
洗顔ネットの使い方【簡単5ステップ】
では詳しく見ていきましょう。
【ステップ①】洗顔ネットを濡らす
まずは、洗顔ネットをぬるま湯で濡らしてください。
この理由ですが、濡らすと泡立ちがよくなるためです。
ゴシゴシ洗う必要はありませんので、軽く濡らしましょう。
使う前に洗顔ネットを軽くぬるま湯で濡らす。
【ステップ②】ネットの水気を切る
次は、洗顔ネットの水気を切ってください。
水気を切るのは、洗顔ネットが濡れたままだと泡立ちが悪くなるためです。
そのため、使う前には必ず洗顔ネットの水気は切るようにしましょう。
ちなみに、雑巾のように絞ると洗顔ネットが破けるため注意してください。
- 洗顔ネットを二つ折りにする
- 洗顔ネットを押さえて水気を切る
二つ折りにして押さえるように水気を切る。
【ステップ③】ネット中央に洗顔料のせる
次は、洗顔ネットの中央に洗顔料をのせましょう。
この理由ですが、もちもち泡が作りやすくなるためです。
中央にのせると、ネット全体に洗顔料が広がってきめ細かい泡が作れるのです。
そのため、洗顔料は手のひらではなく、ネットの中央にのせるようにしましょう。
固形石鹸も同じで、ネットの中央に付けたら大丈夫です。
洗顔料は手のひらではなく、ネットの中央にのせる。
洗顔料は2~3センチでOK!
洗顔ネットに付ける洗顔料は、2~3センチ(または10円玉サイズ)をのせれば大丈夫です。
洗顔料少なめだと泡立ちが悪いため注意してください。
【ステップ④】空気が入るように大きく回す
次は、空気が入るようにネットを大きく回しましょう。
洗顔ネットを回すときのポイントは、ゆっくり大きく回すことです。
ゆっくり大きく回すと、空気が入ったきめ細かいもちもち泡が作れるためです。
短時間で済ませようと、早く小さく回すと硬い泡ができたり、洗顔ネットが破けてしまうため注意しましょう。
- 洗顔ネットの両サイドを持つ
- 中央に空気が入るように大きく回す
洗顔ネットは空気が入るように、ゆっくり大きく回す。
泡立ちが悪いときは水を足す
洗顔料の泡立ちが悪いときは、水を少し足してください。
ネットの水が少なすぎると、泡立ちが悪くなります。
ただし、水を足しすぎると、べちゃべちゃの泡になってしまいます。
少量ずつ水を足して泡立ちを確認してください。
【ステップ⑤】泡を絞り取る
泡ができたら洗顔ネットから絞りとったら完成です。
泡が洗顔ネットから溢れて落ち始めたら絞り取りましょう。
あとは、絞り取った泡を顔にのせたら完了です。
大きさの目安は、レモン1個分またはテニスボール1個分を参考にしてください。
- リングのついている上部分を持つ
- もう片方の手で上部分から下部分へと絞り出す
泡がネットから溢れてきたら絞り取って顔にのせる。
ヘタリの少ない泡の目安
手のひらを逆さにして、落ちない泡が理想です。
逆さにした手から泡が落ちる場合は、水分が多いのが原因です。
そのため、洗顔ネットの水気を切って水分少なめで泡立ててみてください。
洗顔ネットの使い方動画
洗顔ネットを使うときの5つのポイント
では詳しく見ていきましょう。
【ポイント①】洗顔ネットを使う前に手を洗う
1つ目のポイントは、洗顔ネットを使う前に手を洗うことです。
この理由ですが、手を洗うことで泡立ちを良くするためです。
手を洗わないと皮脂や汚れによって泡立ちが悪くなり、雑菌によって肌トラブルに繋がります。
そのため、洗顔ネットを使う前に手をきれいにしましょう。
泡立ちをよくするためにも、まずは手を洗う。
【ポイント②】こすらないように大きく回す
2つ目のポイントは、こすらないように大きく回すことです。
洗顔ネットをこすると破けてしまいます。
数百円とはいえ、買い替えるのはもったいないですよね。
そのため、こするのではなく大きく回すように使いましょう。
大きく回すことで洗顔ネットが破れにくくなる。
【ポイント③】水は少しずつ追加する
3つ目のポイントは、水は少しずつ追加することです。
水を少しずつ追加することで、ヘタリの少ない泡が作れるためです。
水を多めに入れてしまうと、べちゃべちゃのヘタリのある泡になります。
そのため、「水を少量足す」→「ネットを回す」を繰り返して泡立ちをチェックしましょう。
水は少量ずつ泡立ちを見ながら追加する。
【ポイント④】使用後はしっかりと洗い流す
4つ目のポイントは、使用後はしっかりと洗い流すことです。
泡がついたまま保管すると、雑菌が繁殖するためです。
雑菌が繁殖すると、肌荒れやニキビの原因になることも…。
そのため、洗顔ネットを使ったらぬるま湯でしっかりと洗い流しましょう。
洗顔料や汚れを落とすためにも、ぬるま湯で洗い流す。
【ポイント⑤】3ヶ月~半年で交換する
5つ目のポイントは、3ヶ月~半年で交換することです。
洗顔ネットは雑菌が繁殖しやすい作りになっているためです。
毎日洗って使用するため、1ヶ月など短期間で交換する必要はありません。
ですが、衛生面を考えると「3ヶ月~半年」で交換するのがオススメです。
洗顔ネットは衛生面を考えて、3ヶ月~半年で交換する。
洗顔ネットの洗い方・保管方法
【ぬるま湯で洗って吊るすだけ!】
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では詳しく見ていきましょう。
①:洗顔ネットの洗い方
洗顔ネットの洗い方は、32~34度のぬるま湯ですすぐだけです。
ゴシゴシ洗ったり、専用の洗剤を使う必要はありません。
こすって洗うとネットが破れるため注意しましょう。
雑菌が気になる場合は、アルコールスプレーを使えば大丈夫です。
ただし、泡が残っていると雑菌が繁殖するため、しっかりとぬるま湯で洗い流しましょう。
使用後は32~34度のぬるま湯で洗い流せば大丈夫。
②:洗顔ネットの保管方法
洗顔ネットの保管方法は、水気を切って吊るして干すだけです。
ぬるま湯で洗った後に、二つ折りにして水気を切りましょう。
水気を切った後は、フックなどに吊るして乾かすだけです。
吊るす場所がないときは、吸盤フックを購入して保管するのがおすすめです。
お風呂で使える吸盤フック
洗顔ネットの洗い方と保管方法や買い替えのタイミングについては、下記の記事を参考にしてください。
»洗顔ネットの洗い方と保管方法
洗顔ネットは水気を切って吊るして干すだけ。
洗顔ネットを使う2つのメリット
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では詳しく見ていきましょう。
【メリット①】肌への摩擦を防いでくれる
1つ目のメリットは、肌への摩擦を防いでくれることです。
洗顔ネットで泡立てると、泡がクッションとなり肌への摩擦を防いでくれます。
肌はこすってしまうと、「ハリ不足み」の原因になってしまいます。
つまり、洗顔ネットを使うことで、ハリ不足を予防することができるのです。
もちもち泡のクッションによって、ハリ不足を防いでくれる。
【メリット②】洗浄力がアップする
2つ目のメリットは、洗浄力がアップすることです。
洗顔料はきめ細かい泡を作ることで洗浄力がアップします。
これはアタックやビオレで有名な、「花王株式会社(Kao)」が洗浄力アップに関するデータを公開しています。
洗顔料の泡を、粗い泡からきめ細かい泡質に変えることで、洗浄性を高めることができることがわかったのです。
引用:kao
つまり、肌をこすらなくても泡をのせるだけで、汚れを落としてくれるのです。
肌に汚れが残っていると、「くすみ・黒ずみ」の原因になってしまいます。
そのため、肌への負担や汚れを残さないためにも、洗顔ネットできめ細かい泡を作りましょう。
肌の汚れがしっかりと落とせるため、くすみや黒ずみを防いでくれる。
洗顔ネットを使わない2つのデメリット
「使うのが面倒…」という理由で、洗顔ネットを使わない人もいますが危険です。
洗顔ネットを使わないと下記のデメリットがあります。
(※タップで移動します。)
では詳しく見ていきましょう。
【デメリット①】時間がかかる
1つ目のデメリットは、時間がかかることです。
手だと洗顔ネットの数倍、泡立つまでに時間がかかります。
洗顔ネットと手で泡立てたときの時間の比較はこちらです。
泡立て方 | 泡の大きさ | かかった時間 |
---|---|---|
洗顔ネット | レモン1個分の泡 | 35秒 |
手 | 洗顔ネットの1/3以下の泡 | 5分以上経過 |
手だと泡立ちが悪いため、5分経過しても洗顔ネットの1/3以下の泡しかできませんでした。
早く簡単に泡が作れるため、苦手意識があるなら洗顔ネットを使いましょう。
手だと洗顔ネットの数倍泡立てるのに時間がかかる。
【デメリット②】肌をこする
2つ目のデメリットは、肌をこすることです。
手だとヘタリのある泡になるため、弾力がありません。
ヘタリのある泡になるため、肌を指でこすってしまい「ハリ不足」の原因につながるのです。
肌のハリ不足を防ぐためにも、もちもち泡が作れる洗顔ネットを使うようにしましょう。
もちもち泡が作れると、摩擦によるハリ不足を防ぐことができる。。
泡のヘタリの比較動画
洗顔ネットの選び方
【失敗しない3つのポイント】
(※タップで移動します。)
では詳しく見ていきましょう。
【選び方①】サイズが大きい
1つ目の選ぶポイントは、サイズが大きいことです。
この理由ですが、サイズが大きいと短時間で泡が作れるためです。
洗顔は毎日するため、短時間でもちもち泡が作れるほうがいいですよね。
そのため、サイズの大きい洗顔ネットを選ぶようにしてください。
ネットのサイズが大きいと短時間で泡が作れる。
【選び方②】網目がきめ細かい
2つ目の選ぶポイントは、網目がきめ細かいことです。
網目がきめ細かい理由は、きめ細かい泡が作れるためです。
きめ細かい泡だと洗浄力がアップするため、肌をこすらなくても汚れを落としてくれます。
そのため、網目が細かい洗顔ネットを選ぶようにしてください。
きめ細かい泡だと肌をこすらなくても汚れが落とせる。
【選び方③】リングや紐がついている
3つ目の選ぶポイントは、リングや紐がついていることです。
リングや紐がついていると、保管がしやすいためです。
洗面台やお風呂場の床に直に置くと、雑菌が繁殖する可能性があります。
リングや紐がついていると、フックで吊るして保管することができるため雑菌が繁殖しにくいのです。
そのため、フックで吊るして保管ができる洗顔ネットを選ぶようにしましょう。
フックで吊るして保管できる洗顔ネットがおすすめ。
洗顔ネットおすすめ人気ランキング【TOP5】
- 1位:バルクオム THE BUBBLE NET 泡立てネット
- 2位:マイクロバブルフォーマー awa hour あわわ
- 3位:awa hour あわわ precious プレシャス プレシャスホワイト
- 4位:小久保工業所 ホイップ洗顔
- 5位:日本興業 銀 泡立て 泡立てネット
洗顔ネット1位のバルクオムのネットが50円安く購入できる、お得な洗顔セットは下記からご覧ください。
»洗顔ネットつきの洗顔料「THE FACE WASH」
洗顔ネットで迷ったら、1位のバルクオムがおすすめ!
洗顔ネットを使った正しい洗顔方法
洗顔ネットを使った正しい洗顔方法は以下の7ステップです。
- 手を洗う
- 顔の予洗いをする
- 洗顔料を泡立てる
- Tゾーンから泡をのせる
- ぬるま湯ですすぐ
- タオルで優しく拭く
- スキンケアをする
洗顔のポイントは、肌をこすらないことです。
ゴシゴシ肌をこすってしまうと、「ハリ不足」の原因になってしまうため注意が必要なのです。
そのため、泡はのせるだけで、肌をこすらずに洗うようにしましょう。
肌はこすらずに泡をのせるだけで洗う。
洗顔方法の詳しいやり方については、下記の記事を参考にしてください。
»肌をこすらない正しい洗顔方法
洗顔ネットのよくある質問
では詳しく見ていきましょう。
【質問①】上手に泡立たないのはどうして?
泡立ちが悪いのは、水分が少ないのが原因です。
水やぬるま湯を少量ずつ足して、洗顔ネットで泡立てましょう。
水分を足すことで、簡単にもちもち泡が作れます。
泡立たないときは少量ずつ水を足してみる。
【質問②】ヘタリのあるべちゃべちゃの泡になるのはどうして?
水分が多すぎるのが原因です。
洗顔ネットに含んだ水が多すぎると、べちゃべちゃでヘタリのある泡になります。
最初から大量に水を足すのではなく、「少量の水を足す」→「洗顔ネットを回す」を繰り返してみてください。
水が多すぎるとべちゃべちゃでヘタリのある泡になる。
【質問③】洗顔ネットはお風呂場で保管してもいいの?
お風呂場で保管しても大丈夫です。
ただし、湿度が高いと雑菌が繁殖するため、換気扇を回すようにしましょう。
正しい洗顔ネットの保管方法については、下記の記事を参考にしてください。
»洗顔ネットの洗い方と保管方法
お風呂で保管するなら換気扇を回す。
【質問④】洗顔ネットの交換時期は?
洗顔ネットは、3ヶ月~半年で交換しましょう。
交換する理由は、洗顔ネットに雑菌が繁殖しやすくなるためです。
そのため、まだ使える状態でも衛生面を考えて、3ヶ月~半年で交換しましょう。
ただし、洗顔ネットが破れた場合は、肌を傷つけるためすぐに交換するのがオススメです。
洗顔ネットは3ヶ月~半年で交換する。
【質問⑤】洗顔ネットがないときに使える代用グッズは?
洗顔ネットの代わりに使えるグッズは下記の3つです。
- キッチン用スポンジ
- 排水溝用のごみ取りネット
- 洗濯用ネット
ただし、100均でも手に入るため洗顔ネットを購入するほうがおすすめです。
100均でも買えるため、洗顔ネットを使うのがおすすめ。