- 洗顔は泡立てたほうがいいの?
- それとも泡立てないほうがいいの?
- 上手に泡立てられないんだけど…
まず結論からいいますと、洗顔では必ず泡立てるようにしましょう。
泡を立てて洗顔をしたほうがいい理由は下記の3つです。
- 【理由①】肌をこすらない
- 【理由②】洗浄力がアップする
- 【理由③】肌への刺激を減らす
泡立てずに洗顔を続けると、肌をこすってしまい「ハリ不足」の原因になるのです。
この記事では、200種類以上の洗顔料を使ってきた洗顔エキスパートの私が、洗顔料を泡立てたほうがいい理由をお伝えします。
【泡立てない方がいいは嘘!】
洗顔料を泡立てたほうがいい3つの理由
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では詳しく見ていきましょう。
【理由①】肌をこすらない
1つ目の理由は、肌をこすらないためです。
この理由ですが、もちもち泡がクッションとなるためです。
泡立てずに洗顔をすると、泡のクッションがないため指先が肌に触れてしまいます。
肌をこすってしまうと、摩擦によって「ハリ不足」の原因になってしまうことも…。
そのため、ハリ不足を防ぐためにも洗顔料を泡立てるほうがいいのです。
泡のクッションが摩擦を防いでくれる。
【理由②】洗浄力がアップする
2つ目の理由は、洗浄力がアップするためです。
この理由ですが、きめ細かい泡だと洗浄力がアップするためです。
ビオレやアタックなどで有名な、「Kao(花王株式会社)」がこのような研究データを公開しています。
洗顔料の泡を、粗い泡からきめ細かい泡質に変えることで、洗浄性を高めることができることがわかったのです。
引用:kao
つまり、しっかりと泡立てることで、肌をこすらなくても汚れを落とせるということです。
肌をこするメリットは1つもありませんので、しっかりと泡たてるようにしましょう。
正しい洗顔料の泡立て方については、下記の記事を参考にしてください。
»洗顔ネットで泡立てる方法
きめ細かい泡を作ることで、肌をこすらなくても汚れが落とせる。
【理由③】肌への刺激を減らす
3つ目の理由は、肌への刺激を減らすためです。
泡立てるためには、洗顔料と水分が必要になります。
洗顔料を泡立てるということは、水分を足して界面活性剤の濃度を下げていることになります。
つまり、水分量を増やして肌への刺激や負担を減らしているということです。
肌への刺激や負担を減らすためにも、泡立てて界面活性剤の濃度を下げましょう。
泡立てると、界面活性剤の濃度が下がり肌への刺激を減らせる。
洗顔で泡立てない3つのデメリット
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では詳しく見ていきましょう。
【デメリット①】肌が乾燥する
1つ目のデメリットは、肌が乾燥することです。
泡立てないと泡のクッションが作れません。
クッションがないと指が触れて、肌をこすってしまう可能性が高くなります。
肌をゴシゴシこすって洗うと、うるおいを保つ皮脂が余分に奪われ肌が乾燥するのです。
そのため、肌の乾燥を防ぐためにも、洗顔ネットで泡立てましょう。
- 泡立てないため肌をこする
- 摩擦によって皮脂が余分に奪われる
- 皮脂が奪われるため肌が乾燥する
肌をこすると乾燥につながる。
【デメリット②】ハリ不足の原因になる
3つ目のデメリットは、ハリ不足の原因になることです。
泡立てをしないと、クッションがないため肌をこすってしまいます。
肌をこすると、摩擦により肌のハリを作る「コラーゲン」や「エラスチン」がヘタってしまいます。
ハリを作る成分がヘタることで、ハリ不足につながるのです。
肌のハリ不足を防ぐためにも、泡のクッションを作りましょう。
- 泡立てないため肌をこする
- 摩擦によりハリを作る成分がヘタる
- 肌のハリがなくなりハリ不足の原因になる
泡立てないと摩擦によりハリ不足の原因になる。
【デメリット③】ニキビの原因になる
4つ目のデメリットは、ニキビの原因になることです。
泡立てないと、肌をこすり乾燥しやすくなります。
乾燥すると、肌を守るために皮脂量が増えます。
皮脂量が増えると、毛穴に詰まりニキビの原因になるアクネ菌が繁殖するのです。
そのため、ニキビを防ぐためにもクッション性の高い泡を作りましょう。
- 肌をこすって乾燥する
- 乾燥により皮脂量が増える
- 皮脂が毛穴に詰まる
- 毛穴の中で皮脂が溜まる
- 皮脂が溜まるとアクネ菌が繁殖する
- アクネ菌の繁殖によりニキビになる
肌をこすると乾燥によりニキビの原因になる。
洗顔料を泡立てるときの3つのポイント
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では詳しく見ていきましょう。
【ポイント①】洗顔ネットを使う
1つ目のポイントは、洗顔ネットを使うことです。
この理由ですが、手よりも洗顔ネットのほうが簡単に泡立てができるためです。
特に、男性の手では泡立ちにくいことが多いです。
そのため、必ず洗顔ネットを使ってもちもち泡を作るようにしましょう。
洗顔ネットで泡立てる方法については、下記の記事を参考にしてください。
»洗顔ネットの正しい使い方
洗顔ネットを使ってしっかりと泡立てる。
洗顔ブラシは使ってはダメ!
洗顔ブラシを使うのはオススメしません。
この理由ですが、肌をこすったり毛穴が広がるリスクがあるためです。
泡立てるために使うなら問題はありませんが、価格や使いやすさを考えても洗顔ネットのほうがオススメです。
【ポイント②】ヘタリの少ない泡を作る
2つ目のポイントは、ヘタリの少ない泡を作ることです。
ヘタリのある泡だと、肌をこすってしまうリスクがあるためです。
そのため、弾力のあるもちもち泡を作るようにしましょう。
もちもち泡を作るポイントは、水を少なめにして泡立てることです。
水が多すぎると、べちゃべちゃのヘタリのある泡になるため注意しましょう。
手を逆さにしても落ちない泡が目安。
【ポイント③】レモン1個分の泡を作る
3つ目のポイントは、レモン1個分(又またテニスボール1個分)の泡を作ることです。
この理由ですが、少ない泡だと肌をこする可能性があるためです。
弾力のある大きな泡だからこそ、クッションの役割をしてくれるわけです。
泡が小さいと肌をこすってしまい、ハリ不足の原因につながるため注意しましょう。
レモン1個分(またはテニスボール1個分)の泡を作る。
洗顔ネットを使って簡単に泡立てる方法
洗顔ネットで泡立てる方法は下記の5ステップです。
- 洗顔ネットを濡らす
- ネットの水気を切る
- ネット中央に洗顔料のせる
- 空気が入るように大きく回す
- 泡を絞り取る
ポイントは、水を少なめで泡立てることです。
水が多いとべちゃべちゃになってしまうため、少量ずつ足しながら泡立てるのがオススメです。
洗顔ネットで泡立てる方法は下記の記事を参考にしてください。
»洗顔ネットの正しい使い方
水は少なめで泡立てるともちもち泡になる。
泡洗顔で洗う正しい方法
洗顔ネットで作った泡で洗う、正しい洗顔方法は下記の7ステップです。
- 手を洗う
- 顔の予洗いをする
- 洗顔料を泡立てる
- Tゾーンから泡をのせる
- ぬるま湯ですすぐ
- タオルで優しく拭く
- スキンケアをする
洗顔のポイントは、泡をのせてこすらないことです。
ゴシゴシとこすってしまうと、肌のハリがなくなり「ハリ不足」の原因になってしまいます。
そのため、泡は肌にのせるだけで、こすらずに洗うようにしましょう。
泡は肌にのせて10~20秒で洗い流すだけで大丈夫。
正しいメンズ洗顔のやり方については、下記の記事を参考にしてください。
»メンズ洗顔の正しいやり方
簡単に泡立つ!おすすめ洗顔料ランキング【TOP5】
おすすめ人気ランキング
- 1位:バルクオム THE FACE WASH
- 2位:HOLO BELL エッセンシャル保湿ウォッシュ
- 3位: オルビス ミスター
- 4位:どろあわわ
- 5位:オルビス 薬用クリア
おすすめのメンズ洗顔料ランキングの詳細は下記からご覧ください。
»メンズ洗顔料ランキング5選
迷ったら「バルクオム THE FACE WASH」がおすすめ。