
- 化粧水に正しい使い方ってあるの?
- 「乳液 → 化粧水」の順番で大丈夫?
- 使うときの注意点が気になる…
まず結論からいいますと、男性の化粧水の使い方は下記の5ステップです。
- 500円玉大の量をのせる
- 手のひらで広げる
- 両頬・おでこ・あごを中心に付ける
- 目元・鼻・口周り・首元に付ける
- 全体的に付けたら完了
もし、化粧水の使い方を間違えてしまうと、刺激による「肌荒れ」や「ハリ不足」の原因になることも…。

この記事では、100種類以上の化粧水を使ってきたスキンケアエキスパートの私が、男性の正しい化粧水の使い方をお伝えします。

男の化粧水の使い方【簡単5ステップ】

では詳しく見ていきましょう。
【ステップ①】500円玉大の量をのせる

まず最初は、500円玉大の化粧水を手のひらにのせてください。
目安としては、手のひらからこぼれない程度の量がおすすめです。
※肌の乾燥を防ぐためにも、化粧水は洗顔後5分以内にしましょう。

手のひらからこぼれない程度の化粧水をのせる。
【ステップ②】手のひらで広げる

次は、化粧水を手のひらで広げてください。
軽く馴染ませるように、両手で伸ばしましょう。
このときですが、体温で化粧水を温めると浸透率がアップするのでオススメです。

両手で温めるように伸ばす。
【ステップ③】両頬・おでこ・あごを中心に付ける

次は、両頬・おでこ・あごを中心に付けましょう。
基本的に化粧水は、面積の広い部分から順番に付けるのがオススメです。
そのため、面積の広い「両頬・おでこ・あご」の順番で付けていきましょう。
特に、頬は乾燥しやすいので塗り忘れがないように付けましょう。

化粧水は面積の広い部分から順番に付ける。
【ステップ④】目元・鼻・口周り・首元に付ける

次は、目元・鼻・口周り・首元に付けましょう。
目元は皮膚が薄いため、優しくこすらないように注意してください。
また、鼻や口周りにも化粧水を付けたら、乾燥が目立ちやすい「首元」にも付けるようにしましょう。

目元は皮膚が薄いため優しく付ける。
【ステップ⑤】全体的に付けたら完了

最後は、全体的に化粧水をつ付たら完了です。
目元・小鼻・首元に付けたら、塗り残しがないか確認しましょう。
あとは、乾燥やニキビを防ぐためにも、首元にも化粧水を付けるのもオススメです。

顔全体と首元に付けたら完了。
化粧水を付けるタイミングと回数【洗顔後&1日2回】

化粧水のタイミングと回数
では詳しく見ていきましょう。
化粧水を付けるタイミング

化粧水を付けるタイミングは、洗顔をした5分以内です。
この理由は、肌の乾燥を防ぐためです。
洗顔をすると、肌のうるおいを保つ皮脂が流れてしまいます。
皮脂が流れると、肌が乾燥するため「顔のテカリ」や「ニキビ」の原因になるのです。
肌の乾燥を防ぐためにも、洗顔をしたら5分以内に化粧水を付けるのがオススメです。
- 洗顔をする
- 化粧水を付ける
- 乳液を付ける

洗顔をした5分以内に化粧水を付ける。
化粧水を付ける1日の回数

化粧水を付ける回数は、1日合計2回です。
この理由は、朝洗顔と夜洗顔の後に付けるためです。
洗顔は寝ている間の汚れと、日中活動して付いた汚れを落とすために1日2回の洗顔がベストです。
化粧水は洗顔後に付けるため、朝洗顔と夜洗顔の1日2回付けましょう。

化粧水は1日2回付ける。
化粧水を付けるときの7つの注意点

では詳しく見ていきましょう。
【NG①】量をケチって使う

1つ目の注意点は、量をケチって使うことです。
この理由ですが、化粧水をケチって使うと効果を発揮できないためです。
化粧水に含まれている成分は少ないため、ケチってしまうと効果が半減したり肌が乾燥したりします。
そのため、化粧水はケチらずに500円玉大の量を使いましょう。

化粧水をケチると効果が半減したり乾燥しやすくなる。
【NG②】大量に化粧水を付ける

2つ目の注意点は、大量に化粧水を付けることです。
大量に使いすぎると、肌バリアが弱まってしまうためです。
肌バリアが弱まると、肌が乾燥したり炎症につながってしまうため危険なのです。
そのため、裏面に記載があります適量を大幅に超えた量は使わないようにしましょう。

化粧水を大量に付けすぎると、肌トラブルにつながってしまうため危険。
コットンを使うなら多めに使う
コットンで化粧水を付けるときは、多めに使ってください。
この理由は、コットンが化粧水を吸収することで、肌をこすってしまうためです。
肌をこすると、「ハリ不足」につながってしまいます。
そのため、コットンを使うときは普段より多めに使うようにしましょう。
【NG③】叩いて化粧水を塗る

3つ目の注意点は、叩いて化粧水を塗ることです。
叩い化粧水を塗っても、浸透する量は増えません。
むしろ、パチパチと叩いて化粧水を塗ると、刺激により「ハリ不足」の原因になってしまうのです。
そのため、優しく両手の手のひらでハンドプレスするのがおすすめです。

ハリ不足を防ぐためにも、優しくこすらないように塗る。
【NG④】こするように塗る

4つ目の注意点は、こするように塗ることです。
こすって塗ると、肌のハリ不足につながるためです。
肌をこすると、ハリを作っている「コラーゲン」や「エラスチン」がヘタってしまうのです。
ハリを作っている成分がヘタってしまうため、肌のハリ不足につながるのです。
そのため、こするように化粧水を付けるのは止めてください。

肌をこすって化粧水を付けると、肌のハリ不足につながる。
【NG⑤】冷やして使う

5つ目の注意点は、冷やして使うことです。
冷やして使うと、商品が劣化する可能性があるためです。
冷蔵庫で化粧水を保管すると、冷蔵庫と室温の温度差で結露してしまいます。
その結果として、化粧水の劣化が進むことがあるのです。
ですので、基本的には常温で保存するようにしましょう。
冷蔵庫で化粧水を冷やしてはダメな理由については、下記の記事を参考にしてください。
»化粧水やパックを冷蔵庫で保管してはダメな理由

化粧水を冷やすと商品の劣化が進むことがある。
【NG⑥】乳液を先に付ける

6つ目の注意点は、乳液を先に付けることです。
化粧水よりも乳液を先に付けると、肌の乾燥につながるため危険なのです。
乳液を先に付けることで、油分で肌にふたをしてしまいます。
油分で肌にふたをすると、化粧水(水)がはじかれて肌に浸透しません。
肌に浸透しないと肌の内部が乾燥してしまい、ニキビや吹き出物ができてしまうのです。
そのため、「化粧水→乳液」の順番で付けるようにしましょう。

乳液を先に付けると肌が乾燥してニキビや吹き出物の原因になる。
正しいスキンケアのやり方については、下記の記事を参考にしてください。
»メンズスキンケアのやり方

【NG⑦】化粧水だけしか使わない

7つ目の注意点は、化粧水だけしか使わないことです。
この理由ですが、水分が蒸発するためです。
化粧水しか使わないと、油分のふたがないため蒸発して肌が乾燥しやすくなるのです。
そのため、肌を乾燥させないためにも、「化粧水+乳液」のセットで使うようにしましょう。
化粧水だけではダメな詳しい理由については、下記の記事を参考にしてください。
»男も乳液が必要な5つの理由

乳液でふたをしないと水分が蒸発して乾燥してしまう。
男が化粧水を付ける4つのメリット
では詳しく見ていきましょう。
【メリット①】テカリやベタつきを予防できる

1つ目のメリットは、テカリやベタつきを予防できることです。
顔のテカリやベタつきは、肌が乾燥しているのが原因です。
乾燥すると、「肌を守らなきゃ!」と皮脂の分泌量を増えます。
皮脂の分泌量が増えることで、顔がテカったりベタついてしまうのです。
そのため、皮脂の分泌量を抑えるためにも、化粧水で乾燥防ぐことが大切になります。

顔のテカリやベタつきを防ぐためにも、洗顔後は化粧水を付ける
【メリット②】ニキビや吹き出物を予防できる

2つ目のメリットは、ニキビや吹き出物を予防できることです。
ニキビや吹き出物は、肌が乾燥して皮脂量が増えるのが原因です。
皮脂の分泌量が増えることで、毛穴が詰まりやすくなります。
毛穴が詰まると、皮脂が毛穴の中に溜まってしまい、ニキビの原因となるアクネ菌が繁殖するのです。
毛穴詰まりを防ぐためにも、化粧水を使い乾燥を予防しましょう。

ニキビや吹き出物を防ぐためにも、男性も化粧水を付ける。
【メリット③】ひげ剃り後のヒリヒリや肌荒れを予防できる

3つ目のメリットは、ひげ剃り後のヒリヒリや肌荒れを予防できることです。
ひげを剃ると、皮脂や角質が奪われ肌が乾燥しやすくなります。
肌が乾燥するとバリア機能が低下して、刺激に敏感になります。
刺激に敏感になると、ヒリヒリしたり炎症を起こしやすくなるのです。
そのため、肌の乾燥を防ぐためにも、ひげ剃り後に化粧水を付けるようにしましょう。

ヒリヒリや炎症を予防するためにも、化粧水で肌の乾燥を防ぐ。
【メリット④】乾燥による肌荒れを予防できる
4つ目のメリットは、乾燥による肌荒れを予防できることです。
肌が乾燥すると、皮膚は硬くなり柔らかさがなくなります。
皮膚が硬くなることで、ゴワつきやザラつきなどの「肌荒れ」の原因になるのです。
そのため、肌の乾燥を防ぐためにも化粧水でうるおいを与えましょう。
化粧水が必要な詳しい理由については、下記の記事を参考にしてください。
»男も化粧水が必要な6つの理由

乾燥による肌荒れを防ぐためにも、化粧水を毎日使う。
おすすめのメンズ化粧水5選

おすすめ人気ランキング
- 1位:バルクオム THE TONER
- 2位:ミスター スキンジェルローション
- 3位:BOTCHAN フォレストトナー
- 4位:アクアモイス
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1位のバルクオム THE TONERはこちらです。
»バルクオム THE TONERの公式サイト

迷ったら「バルクオム THE TONER」がおすすめ。
メンズスキンケアの正しいやり方【化粧水を付ける順番】

メンズスキンケアの正しいやり方は下記のステップです。
メンズスキンケアのポイントは、化粧水が乾く前に乳液を付けることです。
化粧水が乾くということは、肌が乾燥してうるおいがない証拠です。
肌が乾燥した状態で乳液やクリームを付けると、肌の内部が乾燥してニキビの原因になるのです。
ですので、化粧水が乾く前のびちゃびちゃの状態で、乳液やクリームを塗るようにしましょう。

化粧水が乾く前に乳液やクリームを塗る。
正しいスキンケアのやり方については、下記の記事を参考にしてください。
»メンズスキンケアのやり方

化粧水を使うときのよくある質問

では詳しく見ていきましょう。
【質問①】化粧水とは?

化粧水とは、肌に水分を与えて皮脂の分泌を整えるアイテムのことです。
肌が乾燥すると、肌を守るバリア機能が低下してしまいます。
バリア機能が低下すると、「肌荒れ」や「ターンオーバーの乱れ」など様々な肌トラブルにつながるのです。
つまり、化粧水を使うことで肌トラブルの原因を防ぐことができるのです。
そのため、男性も洗顔後は化粧水を付けるようにしましょう。
男性が化粧水を使う効果やメリットについては、下記の記事を参考にしてください。
»スキンケアをする効果

肌トラブルを防ぐためにも化粧水でうるおいを与える。
【質問②】化粧水を使う順番は?

化粧水を使うタイミングは、「洗顔」と「乳液」の間です。
- 洗顔
- 化粧水
- 乳液
基本的には、洗顔をして5分以内に化粧水を付ければ大丈夫です。

化粧水は洗顔をした5分以内に付ける。
正しいスキンケアのやり方については、下記の記事を参考にしてください。
»メンズスキンケアのやり方

【質問③】化粧水は1日何回付ければいいの?

化粧水は、朝と夜の合計2回付けましょう。
この理由ですが、洗顔を朝と夜の1日2回するためです。
洗顔後は肌のうるおいを守る皮脂が流れてしまうため、肌が乾燥しやすいのです。
そのため、洗顔後は必ず化粧水を付けるようにしましょう。
ちなみに、洗顔を1日2回する理由については、下記の記事を参考にしてください。
»洗顔をするおすすめの回数と理由

化粧水は朝と夜の1日2回付けるのがオススメ。
【質問④】コットンと手はどっちの方がいいの?

化粧水は手で付けるのがオススメです。
コットンで付けると、肌をこするリスクがあるためです。
肌をこすってしまうと、「ハリ不足」の原因になってしまいます。
そのため、肌をこするリスクが少ない手で化粧水を付けるようにしましょう。
化粧水を手で付ける詳しい理由については、下記の記事を参考にしてください。
»化粧水はコットンよりも手がおすすめな理由

肌をこすらないためにも化粧水は手で付ける。
【質問⑤】洗顔後はすぐに化粧水は付けていいの?

洗顔後は5分以内に化粧水を付けましょう。
この理由ですが、洗顔後は肌が乾燥しやすいためです。
そのため、肌の乾燥を防ぐためにも、洗顔後は5分以内に化粧水を付けてください。

洗顔後は5分以内に化粧水を付ける。
【質問⑥】化粧水の「朝・夜」の役割とは?

化粧水の朝と夜の役割はこちらです。
朝は「日中受けるダメージへの予防」で、夜は「受けたダメージへのケア」となっています。

朝はダメージへの予防で、夜は受けたダメージのケア。
【質問⑦】冷蔵庫で保管してもいいの?

冷蔵庫で保管するのはダメです。
化粧水を冷たいところで保管をすると、常温との温度差で劣化するためです。
そのため、化粧水の使用期限を縮めないためにも、常温で保管するようにしましょう。
化粧水を冷蔵庫で冷やしてはダメな詳しい理由については、下記の記事を参考にしてください。
»化粧水やパックを冷蔵庫で保管してはダメな理由

化粧水は常温で保管する。
【質問⑧】男も化粧水は必要なの?

男性も化粧水は必要です。むしろ男性の方が化粧水が必要になります。
この理由は、女性よりも男性の方が肌の水分量が少ないためです。
男性の肌の悩みとして多いのが、「顔のテカリ」や「ニキビ」になります。
顔のテカリやニキビの原因は、肌の水分量が少なく乾燥するためです。
そのため、化粧水を朝と夜1日2回使って、肌にうるおいを与えることが大切になります。

男性の方が乾燥しやすいため化粧水は必ず使う。